連休前半は法事で実家に帰省していました。
実家からの帰り、昼から少しだけ天ケ瀬に寄ることにしました。
昼頃に温泉街に着くと、自動販売機の前に寅爺様を見かけました。
寅屋の掲示板では温泉街は終わっているとの事でしたが、あらためて状況を聞
くとやはりあまり芳しくない様子。
「大野川に行けば良かったのに」と言われましたが、来てしまったものは
仕方ありません。まあ、状況は悪くてもいくつかは掛かるでしょう。
囮缶を漬け、着替えを済ませて川に入ると、予想以上に水が冷たく、シーズン
初期に見られるような青い藻が生え始めています。
しかも、ヘチのほうでは餌の珪藻類が長く伸びて垢腐れ状態。
やっぱり状況は良くないようです。
予想どおり鮎もほとんど追いません。それでも、深場や流れの緩い瀬を丁寧に
泳がせていると30~40分に1匹のペースでポツポツかかります。
しかし、釣れる鮎もオスが主体。錆が出始め肌がざらついていました。
また、普段なら握った時に糞をしますが代わりに白いものが…。
産卵が真近になりもう苔もあまり食んでないのでしょう。
お客さんは5~6人いましたが3時頃までには上がってしまいました。
皆掛かっていないのでしょう。
私はせっかく来たので4時まで粘り、釣果は4匹。
冷たい水で体が冷えたので露天風呂に入って帰りました。
最後の鮎は囮缶で活かして帰り、塩焼きとあらいにしました。
これまで9月に入るとエノハ釣りに行っていたのでこの時期の鮎を食べたこと
がなかったのですが、終盤の鮎は脂が乗って本当に美味しいですね!

上が今日釣った雄。下が一月前の冷凍。随分姿が違います。

こちらは大人気だったあらい。姉に貰ったカボスがよく合います。
残ったアラも味噌汁にして美味しく頂きました。
さて、これから日を追って鮎が下りだし、鮎掛けはますます厳しくなっていく
でしょう。
来週からは仕事でしばらく行けそうもないし、今シーズンの日田漁協管内での
鮎掛けはこれで終了したいと思います。
今シーズンを振り返ると、大雨や休みの関係で川に入れない時期があったもの
の、5月末から9月末まで初めて鮎掛け一本で過ごしました。
また、その間には初めての鮎釣り大会にも参加し、とても貴重で楽しい経験を
させていただきました。
釣行回数はさほど多くはありませんでしたが、それでも改めてカウントしてみ
ると掛けた鮎は300匹を超えているようです。型は27cm止まりでしたが、
充分楽しませていただきました。
今シーズンも天ケ瀬温泉街に通い続けたおかげで多くの出会いや発見がありま
した。いつも良くしてくださる寅屋関係者の皆さん、ブロ友のOzekiさん、釣
り場で出会った多くの皆様に心よりお礼申し上げます…m(_ _)m
鮎が終わりましたので、これからは仕事とその合間を見つけての海釣りです。
また少しずつ更新していきますので、お暇な方は覗いてくださいね。
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