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水音に誘われて

趣味の釣りや日常の徒然を綴っています。
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山菜採りの休日

緊急事態宣言で県外への移動もままなりません。

でも、在宅勤務の上に休日まで家にいては、身体がどうにかなってしまいます。

かといって、ウォーキングや散歩をしようにも都市部では公園等が混雑してクラスターになるのではとの声も…。

どうしようか思案しましたが、幸い、私の生活圏でも10~15分車を走らせれば里山があります。

そこで、人を避け理科の授業と散歩の延長ということで三女と共に山へ向かいました。

車で10分少々、途中の公園や川沿いの水遊び場には沢山の親子連れがいます。

天気も良いし、家に居させられないんでしょうね。無理もない…。

屋外ですが密集にはくれぐれもお気をつけください。

そんな人々を横目に、我々は山に入って適当なスペースに車を停め、誰もいない林道を歩きます。

鶯の唄を採点し、アザミ、キンポウゲ、山藤、マムシグサなど、春の草花を愛でつつ…。

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さて、今回の目的は、2割が散歩、8割が蕗の収穫です。

身近な山菜の蕗はちょっとした里山であれば、いたるところに自生しています。

当地で茎が食べ頃になるのは丁度この時期。

蛇や虫に気をつけさせれば子供でも簡単に収穫できますし、一度の夕食であれば30本もあれば十分です。

必要な量はすぐに集まったので、もうしばらく里山で遊び、カップラーメンを食べ、また誰とも接触しないように帰ってきました。

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で、帰ってからは蕗料理。

まずは下ごしらえ。これも授業の一環です。

ざっと水洗いして塩を振りかけ、まな板の上でゴリゴリと板摺り。

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そのまま熱湯に入れて5分。冷水にとって皮を剥き、適当な長さに折りつつ、皮や余分な筋を取り除きながら水に浸けていきます。

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三女もコツを掴んで楽しそう。

家内に自慢げに剥き方を説明していましたが、私の受け売りなので国東弁…(笑)



実家では、蕗の皮を剥くのは子供の仕事でした。

昔は生のまま剥いていたので、蕗の灰汁で指先が焦げ茶に染まったものでした。

小学校の爪の検査で、「ちゃんと家の手伝いをしよるんやな」と褒められた事を思い出します。



以下は我が家の蕗の定番料理。


イリコを使ったきんぴら

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※油でイリコを炒め、香りが出たら蕗を投入。砂糖・醤油で味を付け、最後に七味と胡麻をお好みで。

姉によると、母も山菜にはイリコと言っていたそうです。


蕗と厚揚げの煮つけ

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※イリコで出汁を取り、砂糖・薄口醤油で味を付け、煮立ったら厚揚げと蕗を投入して約10分。冷える時に味が浸みるので常温まで冷ましてから食べます。


蕗ご飯

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※1㎝弱に刻んだ蕗を豆ごはんの要領で炊きます。出汁なんか入れなくても、酒と塩とほんのちょっとの薄口醤油で十分美味いです。


どれも簡単ですが素朴で懐かしい味がします。

旬の物を旬のうちに食べるのが一番美味しいですね。


さて、翌日、テルさんから荷物が届きました。

コロナの影響で春の収穫祭ができなかったので、わざわざ筍を茹でて送ってくれたのです。

テルさん、本当にありがとうございます…m(_ _)m

実は先日、どうしても筍を食べたくなって、近くのスーパーの産直で買った水煮を料理してみたのですが、エグ味が強くて食べきれませんでした。

やっぱり収穫したてを薪で炊いたものには遠く及びませんね…。

で、こちらも早速料理。

左から、ガーリックソテー、筍とかしわの油炒め、筍と生ハムのイタリアンサラダ

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真ん中が我が家の定番です。

醤油ベースの昔ながらの味付けだと娘達があまり食べないので、洋風メニューは家内が作りました。

年寄りのいる田舎で育った私からすると、油炒めのイリコがかしわに替わっただけでも洋風テイストなのですが…(笑)

で、何といっても木の芽和え。

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※鰹出汁に酒、薄口醤油でさっと煮て下味をつけ、山椒を摺り込んだ木の芽味噌で和えます。

酢味噌も実家と同様にすり鉢で調合。

山椒の葉を摺れば、たちまち台所に初夏の香りが広がり、たまらなく日本酒が飲みたくなります。

子供の頃は、家の手伝いも苦味のある蕗や筍も嫌いでしたが、今では春の楽しみの一つ。

田舎暮らしの原体験が、日常の楽しみの中にも生きています。

田舎で受取った大事なバトン、娘達にはうまく渡せるでしょうか…。

豊かな春の食卓を囲んで、そんな事を思った休日でした。
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緊急事態宣言

政府の緊急事態宣言で福岡県が指定されてしまいました。

福岡県知事も記者会見で不要不急の外出を控えるよう強く求めています。

私の職場でも、急遽交代制の在宅勤務が導入されました。

季節は渓流釣りの最盛期。
イワナ釣りに行ったり、筍堀りに行ったりしたいところですが、とてもそんな事を言っているような状況ではありませんね。

私は釣りに行くときはなるべく行った先の店を利用するようにしているのですが、前回2回の釣行では現地の店には寄りませんでした。

それは、感染防止とともに、住民感情を考えたからです。

指定地域だからと言って差別されるのは御免被りたいところですが、今回の件については自覚症状がなくてもキャリアである恐れがあります。

地元の人からしたら、福岡ナンバーは脅威に映るでしょうし、私が反対の立場だったらそんな状態なのにわざわざ来てほしくないと言うと思います。

実際に、都市部からの客が田舎に殺到したため、危険性を考慮して休業した施設もあるようです。

趣味の世界でそうまでして行く必要はありませんね。

事態が終息したら、誰も入っていない渓で爆釣することを夢見て、ここはじっと我慢です。

とはいえ、何もしないのも手持無沙汰なので、三密を避けてできることはないかと、三女と近所の河原まで散歩に行って野の花を活けてみたり、

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冷蔵庫の食材でラーメンを作ってみたり、

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人に迷惑かけずに今出来ることを楽しんでいます。

まあ、考えようによっては、往復2時間の通勤時間や残業がなくなるので、鮎の仕掛けを作ったり、道具のメンテナンスをしたりと空いた時間を使うこともできますね。

そういえば、カワウにも外出制限がかかれば鮎は良くなるはず…。
でも、彼らにとってはまさに死活問題なのでそれは無理か…(笑)

なんて、事態が長引けばそんな冗談さえ言ってられなくなるかもしれません。

早く事態が終息しますように。

本日ハ特別授業ナリ

日曜日も晴天でした。

当地では、小中学校の休校が延長となり、三女も運動不足でもてあまし気味。

それなら、今日はとうちゃんが「生活科」の特別授業。

2日続けてにはなりますが、また渓に向かいました。

ところで、「生活科」ですが、我々の子供の頃にはありませんでした。

この教科は、平成元年の学習指導要領の改訂で新設されたもので、小学校1・2年生では「理科」と「社会」にあたります。

その内容は、従前の「理科」と「社会」の内容を踏まえつつ、より「具体的な活動」を重視し、自然観察や地域探検といった活動や体験を通じて、身近な生活に関する見方・考え方を育てる事を目的としているとの事。

ということで、「とうちゃんにとって身近な山間地域で、フライフィッシングの実体験を通して、自然観察や渓流探検を行い、生き物・釣り人・酒飲みに関する見方や考え方を学ぶ」という胡散臭い理由をつけて出発。

特に急ぐ必要もないので、下道で桜を見ながらゆっくり移動しました。

道すがら、大好きな菜の花、青空、桜の三色セットが綺麗です。

市街地も山も堤防も、私達の周りにはこんなにも桜が植えられているのかとあらためて気づかされます。

山を見ながら、あの白いところは桜、パッチワークみたいにいろんな色のある山は自然の山、緑の濃いところは杉やヒノキ、葉っぱと混じって咲いているのが山桜で、出っ歯の人を山桜とも言うけど、それはね…。

などと、雑学を交えて解説しながら渓に向かいます。

さて、いつもならポイント毎に車が停まっている渓ですが、成魚放流の釣りが一段落して、釣れない情報でも流れたのでしょう。今日はほとんど釣り人の車がありませんでした。

現地には10時半着。

キッズウェーダーを履いて、偏光グラスを着用。クリールを襷に掛けていざ出陣。

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前回一緒に来たのと同じ区間ですが、渓には#14くらいの黒っぽいストーンフライやタニガワカゲロウ等の大き目の虫が飛んで、先週よりも明らかに良い感じ。

飛んでいる虫と毛鉤を比較し、流す場所の説明をしていたら、幸先よくライズを発見!

引っかからないように、後ろと上を確認して、ライズの1m上流にフワリと落としてと…。

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ほらね!

子連れなので前日のようにポンポン叩いて遡行する事はできませんでしたが、その分じっくり釣る事ができました。

三女もまだ川歩きがやっとの状態なので、実釣とまではいきませんが、どんなところにエノハがいて、どんな仕組みで釣れるのかはおぼろげながら分かったようです。

終盤には、「あそこはいるんじゃない?」とか「毛鉤変えた方が良いんじゃない?」とか言うようになりました…(笑)

さて、ルアーサイズはリリースし、前回バラした淵でリベンジ。

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浅瀬の石に腰かけてワタ抜きの勉強中。

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これは自分でやりたいと言い出しました。

卵のもとが入っているからこれはメス。

ほら、さっき飛んでたのと同じカゲロウが出てきた。

ザラザラの赤いの(エラ)は取るのが難しいね。

麻のクリールを水に浸すと、気化熱で魚が冷えて腐りにくくなるよ。

携帯バーナーで湧水を沸かしてカップラーメンを作ろう。ボコボコ大きな泡が出てきたら沸騰だよ。

自然観察と運動と魚の解剖と料理の下ごしらえ。

約半日の特別授業でしたが、親子共に楽しめました。

帰りはまた別のルートで花見をしながら帰宅。

今年は本当に沢山の桜が見れました。

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給食?に出たエノハの塩焼きも格別でした…。

さて、新型コロナウィルス感染症、まだまだ先が見えませんね。

今回は特別授業でしたが、早く事態が終息し、子供たちが正規の授業を受けられるよう祈っています。

学校にも職場にも、本当の春が来ますように。

毛鉤の季節到来

今週末は晴天に恵まれました。

福岡県でも新型コロナの影響で、週末の不要不急の外出自粛要請が出ていましたが、人との接触がなければ感染もしないので、人込みを避けて渓に向かいました。

下道でゆっくり桜見物しながら筑後川の上流へ。

9時半現地着。

普段から釣り人の少ない支流ですが、今日は全く車が停まっていません。

天気は快晴。

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渓は春の陽光に包まれ、鶯が鳴き、虫も飛んで良い感じ。

川幅も狭く頭上に枝が張り出しているポイントも多いので、今日は6'11”のショートロッド。

ショートシャンクの#14に巻いたブラウンパラシュートでめぼしいポイントを叩いていきました。

この沢は漁協の放流数が少なく、規模が小さいこともあって放流してもすぐに釣り切られてしまいます。

しかし、もともと天然エノハの沢なので、良い時期に当たればピンシャンの数釣りが楽しめます。

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4月に入って大き目の虫が出始めたからか、この日は毛鉤への反応が良く、アプローチと流し方に気をつければ、大小交えてあちこちから反応がありました。

さて、この「大小交えて」というのが重要で、春の虫追いの時期に小型がたくさん釣れるのは沢が健全である証拠です。

三女が言うところの「ルアーサイズ」は全てリリースし、昼過ぎで一旦腹出し。

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渓沿いの桜が風に舞い、流れに巻かれてまた流れ…。

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エノハは桜鱒の陸封型。

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桜の時期から渓が新緑に包まれる頃まで、虫を飽食して身体を整え、エノハ本来の艶やかな色を纏います。

沢沿いに山葵を見つけました。

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これも今が旬のご馳走です。

昼を摂り、車中で少しまどろんで14時再開。

そこから1時間程釣り登りましたが、午前中と同じように釣れて、お土産も確保できたので15時半終了。

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こんな日のためにととっておいた菊美人を開け、塩焼きと唐揚げと前回採取した葉山葵のポン酢漬けを肴に春を楽しみました。

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さて、今年も毛鉤釣りのベストシーズンに入りました。

渓は萌え木の時期。桜から藤の時期まで、毎週渓の色が変わっていきます。

これから鮎の解禁まで、できるだけ渓に通い、渓流釣りを楽しみたいと思います。
プロフィール

明太子(^^)

Author:明太子(^^)
春と秋は渓流のフライフィッシング、夏は鮎の友掛け、晩秋から冬はダゴチンや海のフライフィッシング。年間通じて魚を追いかけています。
フライフィッシングは大好きですが、料理も食べる事も大好きなので、いわゆるC&R派ではありません。フライで釣った魚を食べることに抵抗のある方もおられると思いますが、その点は予めご了解ください。

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