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水音に誘われて

趣味の釣りや日常の徒然を綴っています。
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渓流解禁-新たな発見!

3月1日は九州一円の渓流の解禁日です。

1日は平日だったので、2日(土)が大方の渓流釣り師の解禁日になったと思います。

私は事前に脱走兵情報を得ていたので、まずはニジマス退治へ。

掛かれば40~50㎝の大型らしいので、最初からそのつもりで道具立てを考えました。

フロロの1号通しでエサはミミズ。
大物用の針の持ち合わせがなかったので、大鮎用の耳付きチラシ針、アステア8.5号を結びました。

また、過去にもネットに入らず何度か大型ニジマスをバラシているので、今回は大型ネットを持参。

これは、昔、北海道遠征のために購入したもので、北海道のニジマス・カラフトマスをはじめ、山梨県桂川の特大ニジマス等を掬ってきた実績のあるネットです。

板バネのようなフレームを曲げると1/3程度の大きさに畳むことができるので、ケースに入れて腰に差せば全く邪魔になりません。

準備万端、朝一番で渓に降り、下流からそれらしい溜まりを攻めていきました。

1番目の淵は不発、2番目の溜まりはアブラメのみ…。

3番目の溜まりでもアブラメを2匹釣り、3投目で目印が止まりました。
なんだか根掛かりっぽいですが、大型らしく少しづつ動いています。

こんな時に焦ってテンションをかけすぎると魚が暴れてバラシの原因になります。
小渓流ですし、障害物さえやり過ごせば70㎝くらいのニジマスでも獲れる道具立てです。

ゆっくりテンションを掛けながら距離を詰めてザバッ。

19030201.jpg

40㎝程のニジマスでした。

こいつにデコピンをかまし、クリールに押し込んで次の溜まりへ。

流れ込みから丁寧に流すと、白泡の切れ目で大きな影が動くのが見えました。

すかさず合わせを入れるとビックリした魚は上流へ。

瀬を一つ越え、それ以上走れないと分かると今度は下ってきました。

これは好都合。大物釣りでは魚より下流で獲るのが鉄則です。
ザバッと掬って2匹目ゲット。さっきより一回り大きく50㎝を越えています。

19030202.jpg

もうクリールには入らないので、ネットに入れたまま一旦車に戻ってクーラーボックスへ。

今日はチャンチャン焼きかな…(笑)

まだ開始して30分も経っていません。

下流に見える別の淵も良さそうな雰囲気だったのでチャレンジしてみることにします。

この淵では、前日に大物が仕掛けを切っていったと聞いています。
でも、下流から丁寧に流してみますが、出てくるのはアブラメばかり…。

渕尻に大きな影が見えますが、こいつはどうも鯉のよう。

鯉に切られたんじゃないの?

と思いながら端から順に流していくと、流芯の白泡の下で目印が止まりました。

おおっ、いるじゃん!

見るからに大型のニジマス。こいつにはちょっとてこずりました。
2回ジャンプして淵の中を走り回り、危うく下流の瀬に落ちそうになりました。

それでも適度にテンションをかけながら慎重にやり取りし、空気を吸わせて下流からザバッ!

19030203.jpg

喉の奥に誰かの針が一本刺さっています。

どうやら、前日に仕掛けを切ったのはこいつのようですね。

それにしても、アステアのチラシ針、刺さりは良いし折れず曲がらずで良い具合。

渓流針もキツネ型の鮎掛針みたいなのがあるのも頷けます。
今度から大物狙いにはこいつを使いましょう。

さて、これだけ釣れればお土産は十分。

今日は暖かいし、日が昇って良い時間になったのでエサ釣りはやめてフライにしましょう。

車に戻って魚をクーラーに入れ、今度はフライロッドに持ち替えて良さげな瀬を叩いていきました。

ここはもともと天然エノハがいる沢。
小渓流だし、何度も通っているので、魚の付き場はだいたいわかっています。

#16のカディスを丁寧に流すと一発でピシャンと出ました。

19030204.jpg

銀毛してはいますが、天然のエノハです。

その上の淵では反応なし。でも、絶対何かいるはずです。

こういう時は水面を意識していない事が多いので、白泡の中に何でも釣れるニンフを流し込んだら、大きな影が出てきて反転。

すかさず合わせましたが、掛かりが浅かったようで首を振られてフックアウト…。


あぁぁ…。


しかし、よく見るとその場所に止まってまだエサを探しているようです。

そこで、再度目の前30㎝にフライをポチョンと落としたら、一発でパクッ!

でも、これも掛かりが浅くてフックアウト…(泣)

さすがのニジマスも驚いて白泡の中に逃げ込んでしまいました。

思わず、えいくそっ! って言葉が汚くなります。

でも性懲りもなくニンフを流し込むと、なんとまた喰ってきました…(笑)

エノハと違って、スレていない養殖ニジマスはこういう点がおおらかです。
まあ、3倍体は急成長するので、図体はデカいですが基本的に子供ですからね。

で、3度目の正直。今度はバッチリ掛かったようです。
でも、ティペットが04なので切れないように慎重にやり取りして下流からザバッ。

19030205.jpg

フライでも釣れてしまいました…(笑)


またその上の瀬でもアシ際にニジマスが見えます。

50㎝上流にフライを打ち込んで一発で喰わせましたが、また喰いが浅くてフックアウト。
こいつは驚いて上流のアシの中に逃げ込んだのでこれで終わりでした。

その後はまたドライフライに戻してエノハを2匹。

19030206.jpg

これらは放流物のようでした。

さて、満足したので帰ろうかと思いましたが、時刻はまだ10時を回ったばかり。

そこで、帰りしなに気になっていた淵を狙ってみることにしました。

ここは放流がないポイントなので出れば天然物のはず。

水深があってフライでは攻めきれないので、再び延べ竿に持ち替え、上流で採取したクロカワ虫で探っていきます。

しかし、期待とは裏腹にアブラメの猛攻が…。

エサだけどんどんなくなっていきます。

今日はダメかな?

と思って何匹目かのアブラメを取り込もうとしたら、白泡の下からデカイエノハが出てきてアブラメに喰いつきました!

出たっ!

咄嗟にテンションを緩めてエノハのするに任せます。

私は淵尻の岩の上から釣っています。

エノハは淵の中をぐるりと回って、あろうことか私の足元の緩い流れでいったん休憩。
一生懸命アブラメを飲み込もうとしています。

これはなかなか見られない光景。

しばらく観察していると、アブラメの頭が見えなくなったので軽く合わせを入れてみました。

ビックリしたエノハが走り出します。

テンションが掛かっているので、しっかり針掛かりしているかなと思っていたら途中でポーン!

アブラハヤだけが返ってきました…( ゚Д゚)

ああ、早かったか…(泣)

今日はこれで終わりかな…。

と思いましたが、解禁したばかりスレていないだろうし、さっきのニジマスや昨年フライに2回も出たエノハの例もあります。それより、もしかしたら別のエノハがいるかもしれません。

幸いアブラメも生きていたので、もしかしたらと思って今度は背掛けにして白泡の下へ。

しばらく泳がせていると、鮎が掛かった時みたいに目印が飛びました!

嘘やろ?

目印はまた淵の中をぐるりと回り、今度は私と反対側の渕尻で止まりました。

エノハです!またハグハグやっています!

今度はバラさないように時間をかけ、アブラメが見えなくなったところで聞き合わせ。

しかし、今度も針掛かりしていなかったようで、首を振られてアブラメだけがポーン…。

ぐあぁぁっ…。

返ってきたアブラメは尻尾の先が溶けかけています。

全部飲み込んでたはずなのに、なんで掛からないの?

これはもう、針が小さすぎるからに他なりません。

悔しいので一旦車に戻り、大きい針がないか探してみます。

ゴソゴソとトランクの中を探ってみると…。

ありました!

誰かの真似をして作ったけど使わなかったチラシ針が一本。

針は丸セイゴの13号…(爆)

こいつをバラシて1号の通し仕掛けに結び、釣りなおしたアブラメを背掛けにしてまた淵に放り込みます。

釣りキチ三平でもあるまいし、これで喰ったら漫画やな…。

と待つ事しばし。

また目印がグルグル。

えっ、また喰っちゃうの?

エノハがまた足元でハグハグ。

しばらくしてアブラメが見えなくなったので、今度こそと合わせを入れたら、またアブラメがポーン!

エノハはまた白泡の中へ。



ち………ん。



今度こそ終わったな…( ;∀;)



まあ、今日はお土産たっぷりあるからね。もう帰ろうかな…。

と思ったものの、どうしてもあのエノハを釣り上げたい。

もう一度だけやったら諦めようと思い、アブラメを釣りなおして再挑戦。
今度は背中の皮を薄く縫う程度にしています。

待つ事しばし…。

で、また目印がグルグルしはじめました!

今度こそ最後のチャンス。待って待って…。

と、テンションを緩め、頭の中で3曲歌って、思い切って合わせを入れました。

驚いたエノハが走ります。

と同時に、吐き出されたアブラハヤがハリスのほうにズリ上がるのが見えました。


やった!乗った…!


で上がって来たのがこのエノハ。28㎝。

19030207.jpg


活餌のアブラメの効果なのか、このエノハが貪欲すぎるのか、何がなんだかよくわかりませんが、喰ったことに変わりはありません。

長年渓流釣りやっていますが、これは貴重な体験です。
尺こそなかったものの、思い出に残るエノハとなりました。

これで満足して本日終了。

帰りは季節を感じながら下道でゆっくり帰りました。

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帰宅後は一眠りして魚料理。

ニジマスを捌いてみましたが鮭みたいに濃いオレンジ色の身。

19030210.jpg

養魚場のエサに色上げ剤が入っているのかな?

逃げてからしばらく経っているようですが、腹の中からは沢蟹やヨコエビっぽいのが沢山出てきたので、その影響もあるのかもしれません。大量のカワニナを喰っているやつもいました。

さて、この餌のラインナップを見るとジストマが心配になりますね。

山間部ではよくニジマスの刺身が提供されますが、これは養魚だからこそできるもの。
養魚場では消毒もするし、人工餌で育てるからこそ寄生虫の心配がなくなるのです。

刺身にすると美味しいのは分かっていますが、逃げてすぐならまだしも、自然の餌を摂ったニジマスは間違っても生食してはいけません。

という事で、我が家ではまずチャンチャン焼きに

19030211.jpg


ついでに2日前に仕込んだコノシロで寿司を握り、

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エノハは塩焼きにして大好きな菊美人と合わせて解禁と1日早いひな祭りを楽しみました。

19030213.jpg

さてさて、今日は貴重な経験もできて楽しい解禁日となりました。

2019年の私の川釣りシーズンも今日から始動です。

平日は仕事を頑張り、また暇を見つけて渓に立ちたいと思います。

ブログもぼちぼち更新していきますので、またよろしくお願いします。

今シーズンも、皆さん良い釣りできますように!
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コメント

 
編集
丸セイゴ13号にアブラメを付け、それを同じエノハに何度も喰わせるなんてトンでもない渓流釣りですね。読みながら何度笑ったことか!
今年の釣りシーズンがここまで劇的(吉本的?)にオープンしたとなれば、秋になると丸セイゴ13号で尺2寸が…
2019年03月05日(Tue) 19:36
 
tsunosanへ
編集
ほんなことあれへんがな。
とツッコミが入りそうな内容ですが、全てホントの話です。
もしかしたら、何匹かいたのかも?とも思いますが、いずれにしろ貴重な体験でした。機会があればまたチャレンジしてみたいと思います。
尺二寸とまではいかないまでも、今年は尺獲りたいですね〜。
2019年03月05日(Tue) 23:53
 












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プロフィール

明太子(^^)

Author:明太子(^^)
春と秋は渓流のフライフィッシング、夏は鮎の友掛け、晩秋から冬はダゴチンや海のフライフィッシング。年間通じて魚を追いかけています。
フライフィッシングは大好きですが、料理も食べる事も大好きなので、いわゆるC&R派ではありません。フライで釣った魚を食べることに抵抗のある方もおられると思いますが、その点は予めご了解ください。

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