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水音に誘われて

趣味の釣りや日常の徒然を綴っています。
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脊梁の渓、岩魚が微笑む

平成から令和に変わる今年のゴールデンウィーク。一般には10連休です。

釣り三昧といきたいところですが、連休がはじまればどこの渓も人が多くなるでしょう。

思えば昨年度は忙しく、有給休暇もたくさん流してしまいました。
今年もこの調子だと働き方改革で期日指定で強制的に休みを取らなくてはならなくなります。

そこで思い切って、一日早く休暇をとり、脊梁山地の渓にイワナを釣りに行くことにしました。

天気は曇り時々晴れの予報。

春先からの少雨でしたが、2日前に少しまとまった降雨があり、気温も上がって良い感じ。

未明に家を出発し、夜明け前の高速を南下しました。

渓に向かう道すがら、所々で雨が降っています。
平日だし、この様子なら釣り人は来ないだろうな…。

などと思いながら運転していると、しばらく来ないうちに新設された道に迷い込み、せっかく早出してきたのにかなり遠回りして時間をロスしてしまいました…(泣)

それでも、バーストに気をつけながら未舗装林道を進み、渓の入り口に着いてみると、幸いなことに釣り人の影はありません。

時刻は既に8時を回っています。準備を済ませていつものように入渓点まで歩きます。

途中降っていた雨はすっかり上がり、濁りもなく水量も良い感じ。

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この調子だと今日は貸し切りでしょう。

眼下に雲を見ながら、脊梁の森の息吹を体に取り込むようにゆっくり深呼吸しながら歩きます。

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しばらく人が入っていないのでしょう。渓には鹿の足跡しかありません。

渓底には9時過ぎ着。

渓は浅黄色。若葉を透かす陽光は毛鉤釣りの最適期であることを物語っています。

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写真では上手く写せないこの色、この景色。

家人は終生見ることはないだろうな…。

そんな事を考えながら叩いていくのですが、反応はあるもののなかなかタイミングが合いません。

それもそのはず、魚がスレていないのでいつもとタイミングが違うのです…。

前日が遅かったのにも関わらず、夜中に出立して険しい渓に入ったので、集中力も散漫だったのでしょう。

深呼吸してゆっくり合わせ。淵で浮いているのを仕留めました。

最初はイワナ。

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それからエノハ(マダラ)。

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難儀な高巻きを繰り返すころには、日も登って活性が上がり、思ったように釣れるようになりました。

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枝沢に掛かる巨大な倒木。3人くらいでも手が回らない太さの丸木橋。

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どれくらいの期間ここに横たわっていたのでしょう…。

自然林に囲まれた脊梁山地らしい渓相。

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スレていない魚は開きにいるので、不用意に近づくと走られてしまいます。
こういう時は短い竿でも距離を出せるフライフィッシングが有利ですね。

流れのあるところではエノハ、岩陰や巻き返しではイワナ。

相変わらずバラシが多いですが、大型のフライに思ったように魚が出てきます。

さて、巻き返しでイルカライズを発見。
タイミングを合わせて毛鉤を落としたら一発!

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イワナかと思ったのですが、良型のエノハでした。

婚姻色かと思うほどのこの朱色。脊梁山地の渓らしい朱い山女魚。
このごろなかなか見なくなりましたが、こんなのが釣れると嬉しいですね!

この渓では獣の道を人が借ります。

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高巻き前の滝つ壺の開きで、#12のカディスが消えました。

虫を飽食してよく太ったイワナ。ジャスト30㎝。尺岩魚って事で?

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更に高巻きをして脱渓点が近づいてきました。

時刻は14時。

ストーンフライやカディスが飛んで、思ったところで思ったようにイワナが飛びだします。

小さいのは順次リリースしていましたが、気が付けばクリールがズッシリ。

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腹出しに時間がかかりましたが、少し休んで無事に脱渓しました。

このところ仕事が忙しくて不摂生していたのと、寝不足のまま渓に降りたが重なってかなり足腰に来ています。

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それでも、山吹を揺らす初夏の風に背中を押してもらい、満足して帰途に着きました。

帰ってからは魚の仕訳と肴の準備。

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手前がエノハ、奥がイワナ。

ゴールデンウィークの肴は確保できましたがちょっと釣りすぎましたか…。

まあ、待っている人もいるので炭で炙って有難く頂くことにしましょう…(笑)

さて、今日は良い釣り出来ました。

この時期の山岳渓流はやっぱり毛鉤!
職漁師がテンカラをやっていた意味が良く分かりますね。

水面を意識した魚をショートロッドで遠くから狙い撃つスタイルは、効率的かつ私の一番好きな釣り方です。

さてさて、次に渓に立つのは令和でしょうか。

また、体力・気力を整えて渓魚達と対峙したいと思います。

キツかったけど楽しかったな…。
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コメント

 
凄い!
編集
大漁おめでとうございます♪

それにしてもきれいな魚体ですね。
見るだけで惚れ惚れします。
2019年04月30日(Tue) 22:58
 
じゃんさんへ
編集
実物見るともっと綺麗ですよ。
エノハは脊梁山地独特の色合いですね。
遠いし険しい渓ですが、手間暇かけて行く価値はあります。
2019年05月01日(Wed) 07:58
 












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プロフィール

明太子(^^)

Author:明太子(^^)
春と秋は渓流のフライフィッシング、夏は鮎の友掛け、晩秋から冬はダゴチンや海のフライフィッシング。年間通じて魚を追いかけています。
フライフィッシングは大好きですが、料理も食べる事も大好きなので、いわゆるC&R派ではありません。フライで釣った魚を食べることに抵抗のある方もおられると思いますが、その点は予めご了解ください。

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