水音に誘われて

趣味の釣りや日常の徒然を綴っています。
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南国の鮎旅

かねてから行きたいと思っていた鹿児島の天降川。

ようやく念願かなって泊まりで行くことができました。

この川は天然遡上が鹿児島県内でも一番多く、各地の稚鮎の供給地になって
いる程凄い川らしいのですが、ネットでもあまり情報がありません。

釣具量販店の顔なじみの店員に現地の情報に詳しい方を紹介してもらい、
探り探りの釣行になりました。

ずっと雨続きの今年にしては珍しく天気は2日間通じて晴れ。
目立った釣果はありませんでしたが、いろんな発見があって楽しい釣り旅に
なりました。

◎1日目 9月10日(水)

高速走行が長いので、できるだけ割引が適用されるように夜中に出ました。

オトリ屋のドライブイン田代には7時半着。

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初めての川なので、ドライブインの大将に情報を聞きますが、そこは
さすがに鹿児島。早口な上に方言がきつすぎて言ってることの半分も
分かりません…(笑)

「8月末ごろは、わっぜ 釣れちょったが…○×$?…」

聞いたことを総合すると、今年は、妙見温泉側の本流はあまり釣れて
いないので、支流の霧島川に行ったほうが良い。
でも、最近はあんまり掛からなくなったし、8時ごろからは地元の人も
くるから早く行きなさい…みたいな?

とりあえず、いくつかのポイントを教えてもらって、車を走らせます。

ところで、この霧島川。
遊漁券が安いとは聞いていましたが、なんと年券が500円!
(※天降川本流とは別料金です)

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オトリも1匹150円で、年券とオトリ3匹で1000円もかかりません。
近くだったら絶対通って来ますが、なにせ鹿児島ですからね…(笑)

川沿いの道を上流へと登って行きますが、いつものマル秘ポイント並みに
小さな川です。

8時。一番目のポイント小鹿野温泉裏の瀬に到着。

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良さそうな瀬を橋の上から覗くと、磨かれた石もありますが、川全体が緑色
に見えます。これは石に着いた緑色の藻のせい。この藻はこの川の上流域の
特徴らしく、後で仕掛けに絡んでさんざん悩まされました。

とりあえず急いでオトリを漬けて着替えを済ませ、8時半釣り開始。

川幅が狭いので今日も8mの竿。
釣り方、仕掛けは何が良いのか分からないので、とりあえず複合の0.05に
キツネの7.5号3本イカリをセットして釣りはじめます。

水温は18℃。
幸先良く22cm程の綺麗な鮎が掛かりました。

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しかし、そこからがなかなか掛かりません。
おまけに緑色の藻が仕掛けに絡んでなかなかペースに乗れません…(泣)

そうこうしていると、地元のおじさん達が土手の上からバッシャン、バッシャン
コロガシをやり始めました。まあ、何でもOKの川なので仕方ないですね…。

しばらくやってみてもなかなか掛からないので、さらに上流に車を走らせて
みますが、平日にもかかわらずどこも人だらけ。

上流の発電所の上に一人なら入れそうな瀬があったので、先行者にお願いして
入らせてもらいます。

ここは水量の少ない渓流相のエリア。
例の藻もなく、石もほど良く磨けています。

早速釣り開始。
水が綺麗なので浅場では追ってくるのも掛かるのもすべてが見えています。

これぞ鮎掛けの醍醐味!
型は20cmあるなしですが、楽しい時間が過ごせました。

しかし、ポイントが狭くすぐに掛からなくなってしまったので、昼休憩を挟
んでまた下流に下ってみました。

天降川本流との合流点から上を見て回りましたが、目ぼしいところはどこも人が
入っています。仕方がないので、皆さんが狙わないようなトロ場を見つけて入って
みますがここもあまり良くありません。

14091006.jpg

後で分かったのですが、こういうトロ場やチャラ瀬は投網や潜り漁の方の
絶好のポイントなのですね。後で上流からウェット姿の地元のおじさんが下っ
てきてびっくりしました…(笑)

なかなか良いペースにならずそのままトロ場を下っていくと、下流に淵を抱え
たちょっと良さそうな瀬を見つけました。

不思議なことにこのエリアには例の藻がありません。
地元の方によると、温泉の流入の影響ではないかとの事でした。
このエリアは温泉の影響で水温が高く、以前はテラピアも泳いでいたそうです。

時刻は15時半。水温も23度まで上がってなかなか良い感じ。
後ろが葦で目バエがうるさいですが、ちょっとやってみたら、ガツン!
22~26cmの良型が一時入れ掛りになりました。

そこから17時までやって1日目は終了。
沢山は掛かりませんでしたが、天然遡上の良い鮎が掛かりました。
人が多いので、見つかりにくいところにオトリ缶を沈め、予約していた温泉宿
に向かいました。

今日はどうも鹿児島名物の降灰があったようで、車の窓が真っ白でした。
気がつけばベストも竿もザラザラになっていました。

※目バエと思っていたのは別の虫だったようで、手や首の周りを随分刺されました。
ネットで調べてみると、どうもヌカカという1mmくらいの吸血虫のようで、刺されると
ダニにやられたみたいになって激しい痒みが出ます。
温泉の効果からか、私は2~3日で治まりましたが、人によっては治るのに2週間
ぐらいかかることもあるようなので、皆さんも行かれるときは気をつけてください。

さて、宿は素泊まりでなんと3600円!
この付近は湯治場としても有名なようで、長期滞在できるようにこれくらいが
相場のようです。近くにコンビにも居酒屋もあるし、お風呂は温泉。
これまたなんとも素晴らしい!

温泉に浸かって居酒屋で芋焼酎を飲んだらバタンキューでした。

◎ 2日目 9月11日(木)

前日温泉で疲れを取って早く就寝したので爽やかな目覚めでした。

南国鹿児島とはいえ、朝・夕は随分涼しく少し寒いくらいでした。
昨日の状況からすると、8時過ぎには地元の方が川に入るので、コンビニに寄って
7時半にオトリ缶のところに向かいました。

川辺でゆっくり朝食をとり、ゆっくり着替えをして昨日釣り人が入っていたポイント
を探ってみますがやっぱりイマイチ。

まあ、前日にお土産は確保できていたので今日はガツガツする必要もありません。
2~3匹掛かったところで川から上がり、また川を見て回りますがどこも人でいっ
ぱいです。

そこで、また最初のポイント付近で釣っていると、下流からウェットスーツ姿の投網の
オジサンが…。

まあ、しょうがありません。
挨拶をしてひとしきり世間話をしながら状況を尋ねますが、今年は長雨の影響で例年
の半分くらいしか獲れないとのこと。やっぱり今年は一ツ瀬以外はどこも厳しいようです。

オジサンと分かれて、時刻はちょうど11時。
今日は昼までで切り上げて温泉に入って帰る予定だったので、そのまま川から上がり、
着替を済ませて鮎を絞めました。

オジサンの話では、隣の天降川は少ないけど型はいいから行ってみたら?
との事。それなら、温泉に浸かりがてら川見をしようと、本流の天降川を妙見温泉
方面に向かいました。

川の規模、川相はこちらのほうがはるかに立派です。

ただ、天降川は釣れないという情報が流れているためか、平日だからか、さすがに
人はまばらでした。

さて、妙見温泉の橋の上から見ると、数は少ないですが明らかに25cmを超えた
良型が大岩の横を食んでいます。霧島川がパッとしなかったので、2日目はこちらの
ほうに来て大鮎を狙ったほうがよかったかもしれません。

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さすがに南国。鮎に混じって大きなテラピアも泳いでいます。

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妙見温泉の田代鮮魚店。
店先に養殖鮎の水槽がありました。オトリはここでも買えるようです。

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こちらの水槽には天然の鮎やウナギも泳いでいました。店の人が網やコロガシ等で
獲っているようです。大きいのは27~28cmありました。

ここまで来て川に入らなかったのを少し後悔しましたが、いったん川から上がって
しまって心が帰宅モードになっており、時間的にも余裕がなかったのでそのまま温泉
に浸かって帰ることにしました。きらく荘の温泉は300円。
硫黄や鉄分の入ったなかなか良いお湯でした。

さて、帰路も高速を2時間半ほど走りますが、釣り場からインターまで10分。
高速を降りてから15分で我が家。
かなりの距離を走りましたが、一般道や山道をほとんど走っていないので、一ツ瀬に
行ったときよりは随分近く感じました。

今回は30匹ほどのお土産。
思ったほどの釣果はなかったですが、シーズン終盤ですし、初めての川なので
こんなものかなと思います。

考えてみれば、毎日あれだけの人が網やらコロガシやらで獲りまくって、それでも
まだ9月半ばでこの釣果があるのは相当量の遡上があるのでしょう。

14091105.jpg

天然遡上の鮎は口が尖っていて背鰭も長く、美しい姿をしています。
水の綺麗な川なので、当然味も良かったです。

鹿児島まで行ったわりにいま一つの釣果でしたが、楽しい釣り旅になりました。
高速代・燃料代を考えるとかなりの出費になりますが、数人で泊まりで行くならとても
良い川だと思います。

来年もまた状況が許せば、数が出るという少し早い時期に訪れてみたいと思います。
今度は天降川を攻めてみたいですね。
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プロフィール

明太子(^^)

Author:明太子(^^)
春と秋は渓流のフライフィッシング、夏は鮎の友掛け、晩秋から冬はダゴチンや海のフライフィッシング。年間通じて魚を追いかけています。
フライフィッシングは大好きですが、料理も食べる事も大好きなので、いわゆるC&R派ではありません。フライで釣った魚を食べることに抵抗のある方もおられると思いますが、その点は予めご了解ください。

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