水音に誘われて

趣味の釣りや日常の徒然を綴っています。
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イワナを求めて源流へ

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今シーズン、私の鮎掛けは終了しました。

今日は今年最後の夏休み。渓流は禁漁間近。
久しぶりに源流でイワナが釣りたい…。

夏の間、忘れていましたが、本来私は渓流釣り師…(笑)
ということで3年ぶりの渓へ向かうことにしました。

この渓、高速代が1,000円だったころは釣友のShallowRiverさんや半蔵君、
トライさんなどを案内して何度も通った渓ですが、非常にアクセスが悪く、
大雨や台風があるとすぐに路肩が崩壊して通行止めになるので、ここ3年
ほど足が遠のいていました。

考えてみると、ブログ開設以降はイワナを釣りに行けてません。
以前から気になっていた未踏破の支流の探索もずっと止まったままでした。
何とか天気も持ちそうですし、行くなら今日しかないと思って未明に家を出
ました。

高速を降り、グネグネの一般道をひた走り、渓の入り口には7時着。
結構有名な渓ですが、平日ということもあってまだ誰も来ていないようです。

そこで、まずは時間のかかりそうな未踏破の支流の探索から始めることに
しました。

事前情報によると、ここは谷が深く道から遠いので、車止めからかなり林道
を歩かなければならないようです。

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そこで、背中に昼食用のパンとペットボトルを入れ、入渓点の目印を探して
7時半出発。しばらく林道を歩きますが、いっこうに見当たりません。
そのまま30分ほど歩き続けると、林道と支流がクロスする脱渓点まで来てし
まいました。

そこで、そこからまた林道を引き返し、何とか降りれそうなところに鹿の踏み
跡を見つけて30mの直滑降。

久しぶりの渓流の上、寝不足で源流に来たので息が上がって、膝も笑っています。

大石に腰掛け、顔を洗って、フライフィッシングの手順を思い出しながらゆっくり
準備しました。

時刻は9時少し前。
渓底はいかにもイワナの好みそうな渓相で水温も13℃と申し分ありません。

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夏のイワナ釣りといえばピーコック。
0.4号のティペットに#14のピーコックカディスを結んで釣り開始。
最近鮎ばかりやっていたので、ティペットがやけに太く感じます。

開始2投目。落ち込みからのヒラキでフライが消えました。
幸先よく本日の本命、綺麗なイワナです。

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ここから、テンポ良くといきたいところですがなんだか変です。

掛かった魚をごぼう抜きにしてみたり、腰のタモを探してみたり…。
フライの場合、ランディングネットは背中にぶら下げています。
終了したとはいえ、体はまだ鮎釣りモードのようです…(笑)

それでもしばらく釣っていると、少しずつ感覚を取り戻してきました。

100m程遡行すると良さそうな落ち込みがありました。
イワナ釣りのセオリーどおり、落ち込み脇の反転流にフライを浮かべて
おいたらゆっくり浮上してパクリ。

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九寸ほどの良型です。

が、喜んだのもつかの間。

そこから先はゴルジュや小滝が連続し、何度も高巻きを強いられて釣り
どころではなくなりました。完全に入り場所を間違えたようです。

震える足を引きずって11時過ぎにようやく脱渓点に到着。
そこからまた林道を歩いて車に戻ったのがちょうど昼。

結局ここでは6匹の釣果でした。
3女と私と家内が2匹ずつ…。これでは帰れません。

そこで、以前よく入っていた沢に行ってみることにしました。

が、当然先行者あり。

しかも入渓点には「今日、この沢には2人入っているので、移動してください」など
と貼り紙がしてあります。

これにはカチンときました。

車のボンネットは冷えていたのでおそらく朝一番で入ったのでしょうが、
いかに神経質な渓流魚といっても2~3時間あければ十分釣りになるはず。
ちょっと早く来たからといって一日中沢を占領するなんて大変な傲慢です!

だいいち、後から入っても、その人を追い越して邪魔をしなければ良いだけの事。
管理者でもない一般の釣り人にそんな事指図されるいわれはありません。

そこで、沢沿いの林道をしばらく歩いて先行者の姿がないことを確認し、下流から
追いかけるかたちで入渓しました。

時刻は12時半。
岸際の足跡や石の濡れ具合からすると、やはり朝一で上っていったようです。

さて、水温の低い源流域のフライの場合、餌釣りと違って日が昇ってからのほうが
反応が良くなります。また、攻めるポイントも微妙に違うので時間が開けば大丈夫
な事も多いもの。しかも、今日の相手はのんびり者のイワナ君。

案の定、警戒心の薄いちびっ子が反応しはじめました。

一本目は完全にイワナ沢になっていましたが、この沢はまだエノハが残っているよ
うです。現流域のエノハなので、体は小さくても鰭は大きく発達しています。

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もちろんこのサイズは即リリース。

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この沢のイワナは腹の黄色い固体が多かったです。

結局、この沢ではエノハ3、イワナ7の釣果。

もちろん小さいのは全てリリースしましたが、その中にはイワナの幼魚も多
かったので、完全に再生産しているようです。

今日は少し間引かせてもらいました。

そういえば、フライフィッシャーは魚の引きを楽しんだ後、背中のランディング
ネットでやさしく掬い、写真を撮りまくり、「また逢おうね…。」と言って水に帰
してやるのでした。

決して誰かさんのように、ごぼう抜きした魚を鷲掴みにし、デコピンしてクリー
ルに投げ込むなんて事はしません…(笑)

15時になり、まだまだ釣れそうでしたがクリールも良い感じに重くなってきた
ので腹出しして脱渓。車に戻ったら先行者の車はもうありませんでした。

余談ですが、九州脊梁山系の渓にはこの水系の他にも何本かイワナの釣れる
沢があります。

この水系も以前は完全なエノハの渓で本格的な源流釣りの出来る渓として
有名だったのですが、10年程前からイワナが増えてきています。

本来、九州にはイワナはいない事になっているのですが、なぜかここにはいる
のです。

もしかすると、山師しか知らないような山奥の沢にはもともと在来のイワナがいて…。

という渓流釣り師の浪漫も捨てがたいのですが、残念ながら実情は大抵が愛好家
による密放流のようです。

つまり、ブラックバスと一緒…。

とはいえ、九州の渓流釣り師にとってイワナは憧れの的。
かく言う私も、イワナを求めてあちこちの源流を彷徨ったからこそ、こんな沢を
知っているのですが…。

話を元に戻しましょう。
渓から上がり、着替えを済ませた後はまた2時間半もかけて帰宅しました。

久しぶりに源流を歩けて楽しかったですが、結構足腰に来てました。
スマホの万歩計を見ると、10キロ近く歩いていたようです。
平地ならまだしも、今日はアップダウンのきつい渓流域。

どおりで疲れるはずですね。

最終釣結果は、エノハ3、イワナ13のトータル16匹でした。
久しぶりにしては上出来です。

一度やってみたかった渓流魚のグランドスラム!

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上から、鮎、イワナ、エノハ。全て自分で釣った天然魚。
今日も酒がすすみます…(笑)

さて、今日は家内の好物の馬刺しを買って帰り、シーズン中のお礼を申し述べて
今年の川釣りの終了を宣言しました。

しばらく釣りは休んで、家族との団欒に集中し、次は海に向かいたいと思います。

また、台風が発生したようです。
引き続き川に向かわれる方は十分注意してください。

それでは、みなさん良いつりを…。
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コメント

 
お疲れ様でした
編集
懐かしい渓です!
しっかしこのブログの内容といい、釣りの行程といい、凄い濃いですね~さすがの釣果です。
帰宅後はビール&日本酒が美味しかったでしょうね。

今年の渓流釣り終了を宣言したってほんとですか(笑)
自分は今年はまだ川に入ってないので、お付き合い下さいませ(^◇^;)
2014年09月19日(Fri) 22:07
 
Re:お疲れ様でした
編集
ShallowRiverさん

久しぶりでしたが、やっぱり山岳渓流は良いですね!
渓流ももうすぐ終了。朝は気温17℃。もうゲーターでは厳しい
くらいでした。

景色も空気も良かったし、ほど良い疲れと美味い渓魚で日本酒が
進みました。

10年くらい前はイワナやらマダラやら求めてよくご一緒しましたね~。
あのマダラ沢とか今頃どうなっているんでしょう。
そろそろ調査してみませんか…(笑)
2014年09月19日(Fri) 22:44
 
No title
編集
 渓流楽しめたようですね。
九州の岩魚浪漫、いちどですが新原川メンノツラ谷のイワメを
求めて釣行した事があります。禁漁区の下流で竿だしましたが
らしき魚には会う事ができませんでした"^_^"
 岩魚は平成の前に、大山川支流上野川で養殖場から逃げた
のを釣ったのが最初で最後です。
 禁漁前に、放流ヤマメ釣りに行こうかな(^_^;)
2014年09月20日(Sat) 11:36
 
Ozekiさんへ
編集
メンノツラ谷って有名なイワメの谷ですね。
一度は見てみたいと思いますが、天然記念物になっているので釣りで
出会うことはできないのでしょうね。

宮崎、熊本の源流域も随分イワナが増えてきました。
わざわざ釣りに行っていて言うのもなんですが、ちょっと増やしすぎかな。

日田漁協は日曜日に合わせて成魚放流したみたいですね。
産卵せずに残る魚なら、来春は大型連発かもしれないですね。

シーズンもあと僅かです。精一杯楽しみましょう!

2014年09月20日(Sat) 19:46
 












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プロフィール

明太子(^^)

Author:明太子(^^)
春と秋は渓流のフライフィッシング、夏は鮎の友掛け、晩秋から冬はダゴチンや海のフライフィッシング。年間通じて魚を追いかけています。
フライフィッシングは大好きですが、料理も食べる事も大好きなので、いわゆるC&R派ではありません。フライで釣った魚を食べることに抵抗のある方もおられると思いますが、その点は予めご了解ください。

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