木曜の朝、出勤前に寅爺様から電話がありました。
「明太子はわかっちょったんじゃけど、本名がわからんで、住所録から
探すのに苦労したバイ」
どうも、エノハ釣りが貧果なのを見かねて、わざわざ電話してきてくれた
ようです。
聞けば、マル秘ポイントに良型のエノハがいるとの事。
これは行かなければなりません…(笑)
週末は生憎の雨でしたが、まつお釣具さんの鮎用品展示会に顔を出しがてら、
件のポイントに行ってきました。
道端のタンポポ。多分日本タンポポ?
で、この日のブログには、
「丸々太った尺上のエノハ。三女も大はしゃぎです。」
と書きたかったのですが、そうは問屋が卸さない。
実際は木っ端エノハを数匹のみ。
雨の後で濁りがあったので、本命ポイントではミミズ君も投入して
みましたが、アブラメと赤バエのオンパレード。
既に釣られてしまったか、エノハの機嫌が悪かったか、腕のせいか…。
まあ、釣りはこんなものです。
諦めてまつお釣具さんの展示会に行き、寅爺様、聖ちゃん、鮎遊会の方達と
楽しくお喋りして帰りました。
聖ちゃんからは、今年の秘密兵器になりそうな針の巻き方を教わり、早速
家に帰って巻きました。なかなか良い具合かな…?
ということで、前置きが長くなりましたが、表題の件。
今日は家内に子守を頼まれたので三女を連れてお出かけ。
車には昨日のミミズの残り。
で、思いついたのがアブラメ釣りです。
先日、キラッチさんに「アブラメは揚げたらそこそこ食べられますよ」と
けしかけていたので、私も実践しておかないといけません…(笑)
昼下がり、バケツと延竿を持って近くの谷川に車を走らせました。
ここはダムの上で水質も良く、昔は有志による放流で、エノハも釣れていた
ところ。でも、今はアブラメとハエの巣窟…(笑)
ミミズを半分にしてちょん掛けすれば、子供でも比較的簡単に釣ることが
できます。
小一時間ほどで、酒のつまみには十分な数が釣れました。
死ぬと生臭くなるので、生きたまま持って帰りました。
三女は魚が大好き。
ドジョウのように逃げ回るアブラメを捕まえて楽しそうです。
腹出しも一緒にやりました。
腹を出したら荒塩で揉んでヌメリをとり、小麦粉をまぶして二度揚げし、
ネギをたっぷり入れたポン酢の中にジュッ。
簡易版の南蛮漬けですが、味はなかなかです。
さて、私の実家付近の川にはアブラメはいません。
川は沢山あるのですが、山が低く雨の少ない土地なので、比較的冷水を好む
アブラメには厳しいのでしょう。
そのかわり、私の実家では海の魚にアブラメがいます。
今日、大分の姉に「アブラメ釣りに行ってきます」とLINEしたら、「どこの海に行きよるの?」
と返事が返ってきました。
海のアブラメはアイナメに姿形がそっくりな魚ですが、ホゴ(カサゴ、福岡ではアラカブ)
のような体色で二周りくらい小さい根魚です。図鑑によると、標準和名はクジメと言うよ
うです。実家では、本物のアイナメはオツムギと呼んで区別していました。
このアブラメは冬が近くなるとどこからともなく出てきて、ホゴの穴釣りに
混じって良く釣れていました。
川でも海でも「アブラメ」は子供達の良い遊び相手。
不思議な名前の一致ですね。
今度帰省したら、久しぶりに海のアブラメでも釣りに行こうかなと思います。
その前に、ちゃんとエノハも釣らないとですね…(笑)
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コメント
三女さん、美味しい顔をして食べたんでしょね。
我が家の裏が谷で小さな小川が流れて、アブラメとドンカチが
釣れてましたが、山が荒れて谷にも近寄れませんが
まだ居るんでしょうかね??
上のほうで脱走兵のマスを掛けたのですが、上流に走られて二跳目に切られました。
まあ、日並が悪かったのでしょう。また行ってみようと思います。
アブラメはちゃんと料理したらなかなかですね。三女も喜んで食べましたよ…(笑)
子供のころ遊んだ川は思い入れがありますよね!私もたまに鰻かごあげにいく夢を見ますよ。
こりゃ早速料理しなければ!!
ミミズが苦手な方でも、目印のリリアンを針に付ければアブラメは釣れますよ(笑)!!
よってはそこそこ美味しく食べられますよ!
ぜひお試しください…(笑)
大きくなったら間違いなく釣りガール!
お父さん、一緒に釣行する日が来るまで頑張って!
行っています。
次女なんか3歳の時に天然のエノハを釣ってるんですよ!
誰か一人くらいはと思いますが、こればかりは分かりませんね~。
姉妹の中では三女が一番魚に興味を示していますが、
鮎竿持つのはまだまだ先ですね…(笑)
しかし、三女さんの魚を見る眼差しは相当真剣ですから、かなり脈があるのでは?
何の世界でもそうですが、好きな人からするととても勿体ないですね~。
三女は今のところ、姉妹の中では一番魚が好きです。
昨夜は子持ち鮎の残りを焼いたのですが、夏の香りがすると言いながら
鮎に塩をしてました。目から食べ始め、苦いところもくれと言って肝を
食べる…。なかなか珍しいお子様です。
そのうち水掻きでも生えて、キュウリ、キュウリ言い出すんじゃないかと心配です…(笑)
娘を持つお父さんの心配は無限大ですね。
ちょっと違うか・・・